EUC めも(仮)

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Horizon View 7.0.2 の新機能 ⑤ DPI の同期

Horizon View 7.0.2 と Horizon Client 4.2 の組み合わせで、クライアント端末(Horizon Client)とエージェント(VDI)間で DPI 設定が同期されるようになりました。Horizon Client 4.2 のリリースノートには、以下のように記載されています。

 

”DPI Synchronization
The DPI Synchronization feature ensures that the remote desktop's DPI setting matches the client machine's DPI setting for new remote sessions. This feature is enabled by default. An administrator can disable this feature by disabling the Horizon Agent DPI Synchronization group policy setting. For more information, see "Horizon Agent Configuration ADM Template Settings" in Setting Up Desktop and Application Pools in View.”

 

  • DPI とは?

DPI というのは Dot per Inch の略です。Windows の DPI 設定を変更することで Windows 上のアイコンやテキストの大きさを変えることができます。解像度が非常に高いディスプレイを使っていると、Windows アプリケーションのアイコンが非常に小さくなってしまいますが、そのようなときに DPI を調整することで、アイコンを大きく見やすくすることができます。

 

  • DPI Synchronization 機能

View 7.0.2 ではクライアント端末側の Windows の DPI 設定を検知し、それをもとに仮想デスクトップ側の DPI 設定を自動的に調整してくれるようになりました。DPI はデフォルトで 100% に設定されています。クライアント端末側で DPI を 150% に設定すると、仮想デスクトップ側の DPI も 150% に変更されます。この機能はデフォルトで有効になっていますが、グループポリシーによって無効化することも可能です。その場合は、Horizon Agent 側にグループポリシーを適用します。

なお、この機能は Horizon Agent 7.0.2 と Horizon Client 4.2 が必須です。

 

  • DPI Synchronization と Display Scaling の違い

ところで、Horizon Client では従来から Display Scaling という機能が提供されていました。この機能は DPI Synchronization と非常によく似ていますが、クライアント端末側の DPI 設定を検知し、仮想デスクトップ側の解像度を自動的に調整する機能になります。DPI Synchronization のように、仮想デスクトップ側の DPI を調整するわけではありません。DPI Synchronization と Display Scaling がどちらも有効になっている場合は、DPI Synchronization が優先されます。

例として、クライアント端末側の解像度が 1440×900 で DPI が 150% の場合を考えてみます。この場合、それぞれの機能によって、仮想デスクトップ側では以下のように調整されます。

 

- DPI Synchronization : 解像度 1440×900 , DPI 150%

- Display Scaling : 解像度 960×600 , DPI 100%

 

デフォルトでは DPI Synchronization が優先されるので、仮想デスクトップの DPI が 150% に自動的に調整されます。このように、DPI Synchronization では DPI が自動調整され、Display Scaling では解像度が自動調整されます。

非常に解像度が高いディスプレイやデバイスを使うような場面では使えそうな機能です。